某最先端機器によく似ている・・・上海問屋スマートフォン用 ヘッドマウントディスプレイ DN-12690
この記事は5月初頭に書かれたものなので、世間では大型連休が始まったとか、GearVRが発売されたとか、気になるニュースも恨めしいニュースも飛び交っている頃です。
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さても本日Panonで紹介するVRゴーグル、はなんとオキュラスリフト
によく似たパチモンです。
上海問屋 スマートフォン用HMD
ご存知ドスパラが運営する雑貨店、上海問屋。名前からして中国臭がプンプンする怪しいお店です。
しかし時には面白い掘り出し物が見つかったりする、そんなロマンあふれるところなのですが、先日(といっても昨年)見つけてしまいました。
スマートフォン用HMD DN-12690
お値段1500円ほどと、世間一般で流通する簡易HMDと同等の気取らなさ、そしてもう隠しようがないオキュラスリフトへのオマージュ精神に打たれ、購入しました。
そのレポートをお送りします。
まず外観。オキュラスリフトはそれなりに重みがありますが、上海問屋のスマートフォン用HMD(以下シャンハイリフト)はとても軽いです。そりゃそうでしょう、プラスチックとゴムバンドでできてるんですから。
スマートフォンは、ここに吸盤で貼り付ける仕様のようです。それなりに大きいサイズにも対応していそうです。iPhone6クラスはさすがに厳しいかも。ちなみにこれからシャンハイリフトに装着する僕のスマートフォンはXPERIAZ3 Compactです。
ではかぶってみます。ゴムバンドはややゆるめですが、ヘドバンしない限り外れ無さそう。
フロント部分にはクッションスポンジがついています。安っぽい割に厚めで悔しい。
メガネは対応していません。メガネをつけたまま楽しめるのは簡易HMDであればほぼ常識と思っていたのでやや残念です。
シャンハイリフト頭部装着時、スマートフォン装着前。いろいろ残念です。
気を取り直してスマートフォンを取り付けます。
当然ですがシャンハイリフトはフタを閉じたら指操作はできません。アプリはこの時点で起動しておく必要があります。
なるほど見た目こそオキュラスリフトのパチモンではありますが、シャンハイリフトの視界は画面外が黒いプラスチックでほぼ密閉された空間となるため、没入度は以外と高いです。視野角は標準程度。
1500円で比べるなら…というところでの強みは頭部固定ゴムバンドの存在。他のHMDでゴムバンドがついている商品もありますが一本式。シャンハイリフトは横とタテのラインで固定するので安定感が増します。
デメリットは装着後の操作が不能になることと、メガネが実質利用不可なこと。ほか、持ち運びには向きません。
大きな強みと大きな弱みを両立させるものですが、起動してしまえばあとはヘッドトラッキングで操作できるアプリや映像体験なら問題はないし、メガネだって汚れ覚悟でねじ込んでしまえば無理じゃないレベル。曲がっても責任は撮りません。
いろいろクセのあるシャンハイリフトですが、インパクト的な面白さはアリ。このへんが1500円で買える魅力かもしれません。
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