VRは時間と距離を越える。ただし、それは限定されたフィードバックの中で、だ。
それがVRの可能性であり、同時に限界でもある。それでいい、と僕は思う。
まずは恒例となった書籍の紹介からだ。
10月16日発売のこちらの書籍「バーチャルリアリティで二次元へ行ける本」、Panon運営のダブルエムエンタテインメントはVRゴーグルの紹介ページでも協力させていただいております。
ゴーグルだけならPanonを見て選んでもいいけど、そのほかにもアプリ紹介やスマホVRを代表する国内企業による今後の展望対談なんか載ってるからみんな、買ってね!
時に人は、田舎に憧れる。
僕がこうやってVRゴーグルのレビューをしているのもだいたい事務所かシェアオフィスだ。だから、今回はあえて違うところからにする。
今回取り寄せたのはDiVR(ダイヴァー)。没入のDiveとVRを組み合わせた分かりやすいタイトルだ。そしてもうお気づきだろう、背景に。そう、草だ。
ウェミダァーッ!!!!
ガチ田んぼです。8月のだけど。
さぁ、社長今日はここからレビューしちゃうぞぉっ!
角2サイズの封筒にはいっていたのは、そこそこ厚めの本体と説明書。段ボール3枚合わせになっていたのだから驚きだ。
厚みはこれくらい。それなりに風あるねこの日。
なるほど、段ボールをキリトリセンから取り外して組み立てるというわけか。
いくでービリビリ
デカいよ!3枚分だとやっぱデカいよ!!!!
必要部分だけ取り外すとこんな感じ。なるほどテープは使わなさそう。
ハメコミだけで組み立てられるのは段ボール製VRゴーグルの強み。ついでに、装着するスマホのサイズに合わせてセット部分を微調整できる折込部分もついている。どこみてんだ寝起きのケンちゃん。
とりあえず試してみる。双眼タイプ、アクリルレンズの並行型。オーソドックスなパターンだ。作りは3枚重ねなだけに丈夫。
だがしかし、DiVR最強の特徴はコレだ。世界にも類を見ない段ボール製ヘッドバンド。スリット差込式だからテープも不要だぜ!前半の落ち着いたテンションどこいった!
なるほど段ボール製だから締め付けはできないものの、ちょうど野球帽をかぶるようなイメージを想像してもらいたい。視野角は際立って広いわけではないものの、やはりヘッドバンドの安心感は大きい。
XPeriaZ3Compactはすんなり入るが、iPhone5クラスだと調整折込をしなければいけないだろう。逆にiPhone6Sはどうするかって?ヨコ部分を切り取るんだよ!
さぁ、DiVRで Get into the Groove!! マドンナも踊りだすぜ!
ロケ地は妻の実家にある田んぼです。
さてこのDiVR、いったん組み立てるとかさばるし正直組み立てがそこまで簡単というほどでもないので、大事に完成品をとっておいて目に付いたら遊ぶというのがいいだろう。段ボールヘッドバンドはコストパフォーマンスもいいし、家族で回してみたときに調整が楽だ!
メーカー直販で入手できるから頼んでみると楽しいぞ!専用アプリもアップされている。DiVR
どうでもいいが、DiVRメーカーサイトのトップページに出てくる女性はなかなか素朴で好みだ。が、既知の通り僕はコミケで20万円使って薄い本やR18ゲームの紙袋を両手一杯に提げてくる男だったので、女性と面と向かうと急に何も喋れなくなるのである。まる。
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